ホームページ作成あれこれ
日頃から私が、ご覧くださる方の立場になって自分なりに工夫していること、気をつけていることなどを書いてみようと思います。
特に、「音声ソフト」=「読み上げソフト」を使用している視覚障害者のかたにも、快適にアクセスしていただけるページ作りということで、自分がここを見て、初心を忘れないという目的もあり、このページを作ることにしました。
要するに大事なことは、常に「自分と同じ環境のパソコンで見られてはいない」と言うことを忘れず、常にいろいろな表示方法や条件での確認を怠らなければいいと思います。
1.トップページ
- 余分な画像やJAVAはできるだけ使わない・・・・たくさん画像を使うと読み込みに時間がかかる。JAVAは「音声ソフト」では認識不可能。
- 更新されたページがすぐに分かるようにする・・・・「目次」を見ただけで、更新されたページや日付がわかるようにする
- 更新情報のページを設けリンクする・・・・過去の更新履歴を載せることにより、しばらく訪れていなかった方でも、どこを見たらよいかが分かりやすい
2.全てのページ
- JAVA、フラッシュなどはなるべく使わない・・・「音声ソフト」では全くわかりません
- 画像を使う場合は必ず「代替えテキスト」を入れること・・・・見てくださるかたは、視覚障害者の方や、聴覚障害者のかたなどもいらっしゃいます。特に、視覚障害の方は、「音声認識ソフト」を使用していらっしゃるので、画像だけでは内容は全くわかりません。
- 画像自体をリンクにしない。リンクする場合は必ず「代替えテキスト」を入れる(上と同じ理由。)
- ロボット検索などで偶然訪れた方でも、トップページに戻れるように、「トップに戻る」リンクを貼る
- トップページ以外のページからリンクしたページには、必ずそのページにも戻れるようにリンクを貼る
- 長いページになってしまう場合は、ページの先頭に項目を箇条書きにしたり、目次を作ったりして、ページ内リンクを貼る
- 見てくださる方は、自分と同じパソコン・インターネット環境ではないということを忘れないこと
- 垂直方向(縦方向)のスクロールはいいが、画面下に表示される水平方向(横方向)のスクロールは、見る立場では、すごく面倒くさいので、気をつける。
- できるだけ「フレーム」を使用したページは作らない・・・音声ソフトでは認識がややこしい。
- 誤字脱字、誤変換のないようにチェックは念には念をいれる
- 正しい日本語を使う。(地元サイトや方言紹介ページなどは別)・・・良くある間違い「〜のほう」「よろしかったでしょうか?」(正しくは、「よろしいでしょうか?」)。
敬語の重複。 「見れる」「食べれる」など。(正しくは、「見られる」食べられる」です。) 「いただく」「ください」など漢字で表記しない場合に注意する。
- リンクするときに「新しいウインドウを開く」=「target="_blank」には、なるべくしない・・・・メモリ不足の原因になったり、アクセスに時間がかかるから。
- 「顔文字」はなるべく使わない・・・・音声ソフトでは、例えば(;_;)は、「カッコ、セミコロン、アンダーバー、セミコロン、カッコ閉じる」のように読み上げます。
- 文字のサイズのブラウザでの確認・・・・ブラウザの文字表示サイズが「最大」〜「最小」のどの表示で見ても、変なところで改行などされていないかを確認し、修正すること。「最大」でご覧になっていらっしゃる方もいらっしゃいます。
- 機種依存文字や半角カタカナは使用しない・・・・文字化けの原因になります。
3.一般的なマナーとして
- プロバイダ変更や、ホームページ=トップページのフォルダを変えることによって、URLは当然変わります。その際、リンクしていただいているサイト管理者には、メールで連絡すること。もしくは、元アドレスにURLが変更されたというページを置いておくこと。
- 掲示板への書き込みや、メールなどをいただいたら、遅くても3日以内にはお返事をする。
4.その他
今は以上ですが、また気が付いたときに、項目を増やしていこうと思います。
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